各種工場ではスクラバーが必要とされています

化学製品を製造する工場では様々な物質を扱っており、有害性があったり強い臭いのあるガスが生じることがあります。人体に有害なホルムアルデヒドや強い臭いがある有機溶剤などが発生した場合には、スクラバーを使って取り除かなければなりません。ゴム製品を製造する工場では粉塵や有機溶剤が混ざったガスが発生します。シロキサンやシリコンを含むガスをそのまま排出すると、強い臭いのため周辺の住民との間でトラブルになる可能性があります。

漢方薬を製造する製薬会社の工場でも強い臭いのあるガスが発生することがあり、未処理のまま放出すると周辺住民に健康被害が生じる可能性が存在します。鋳造工場でも粉塵を含むガスやレジンを含んだアンモニアなどの臭気物質が生じます。粉塵は肺に気管に入ると呼吸器に悪影響を及ぼす可能性があるので、スクラバーを使って確実に除去しなければなりません。各種工場の現場では普段から様々な種類の有害なガスが発生しており、スクラバーを使うことで安全な状態に変えて排出できます。

この装置は19世紀に潜水艦の二酸化炭素を除去するために開発されましたが、現在では各種工場において不可欠な存在となっています。スクラバーは筒状なので洗浄塔とも呼ばれており、水や薬液を使う湿式と活性炭などのフィルターを使う乾式が存在します。湿式はガスに水や薬液のシャワーをかけて汚れを洗い流しますが、乾式はフィルターに汚れが溜まるため定期的な交換が必要になります。ただし乾式でもカートリッジ式のものであれば簡単に交換できるので、継続的にガスの処理を行う場合でも手間がかからず便利です。

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